【スパロボ/SRW】 ディバイン・クルセイダーズ (スパロボ用語辞典)
「スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ」
異星人の侵略を予見したビアン・ゾルダーク博士が、EOTI機関を母体として結成した軍事結社。
その目的には地球侵略を目論む異星人に対抗するため、地球圏に強大な軍事政権を打ち立てることであった。
EOTI機関のメンバー以外にも連邦政府の要員や連邦軍の一部軍人、反地球連邦主義者や民族解放戦線の闘士達が参加しており、コロニー統合軍も協力態勢を示していた。
新西暦186年末、地球連邦政府及び連邦軍へ反旗を翻し、アーマードモジュールによる電撃作戦で地球圏各地の軍事拠点の制圧に成功した。
だが、ビアンやコロニー統合軍総司令官マイヤー・V・ブランシュタインがとったその手段は、両刃の剣でもあった。
自らが「敵」となることで地球人類に自分達が置かれた状況を模擬的に認識させ、
早急に未曾有の脅威へ立ち向かう意欲を煽ろうとしたのだが、内戦状態の継続は地球側の戦力そのものを疲弊させる危険性が高かった。
それ故に彼らはDC戦争の早期決着を望みつつ、敵側(連邦軍側)の戦力をある程度温存させるという策を取らざるを得なかった。
また、ビアンは自分を倒す程の力を持った者達が現れた場合、彼らに地球圏の未来を託そうとも考えていた。
その矛盾した考えがビアン自身に敗北を呼び込み、利己的な考えでDC(ディバイン・クルセイダーズ)を利用する者達の増長を許したと言える。
なお、ビアンはハガネによるDC本拠地奇襲作戦で戦死。
彼を失ったDCは組織に混乱をきたし、連邦軍に敗北した。